シャンティニケタンにて(5)
1993年8月29日
今、スサントの店で物乞いのおばあちゃんとお茶を飲んでいる。わけの分からない言葉で私に話しかけてくる。ベンガル語ではない。はっきり分からないが、どうやらご飯をおごってくれとせがんでいる様子。
このおばあちゃん、茶店に来た学生から今、ケーキをもらって食べている。なんという嬉しそうな顔!なんとなく微笑ましい光景。歯がないから、笑うとなんともいえない、くしゃくしゃの可愛い笑顔を見せてくれる。
スサントが、彼女はサンタル人(ベンガル地方土着の少数民族)だと言っていた。
1993年9月2日
8月31日はマホメットの誕生日で学校は休みだった。
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