シャンティニケタンの風景
道ばたによくるタバコやさん。これは、私がときどきお世話になった「アショク食堂」脇に店を構える、ラームじいさん。彼の前にある、まな板のような台は、パーン(噛みタバコ)を作るための台。台の上で白い布を被せてあるのは、「キンマの葉」。とても面白い味のする肉厚の葉っぱ。これにタバコの粉、クローブやカルダモンなどのスパイス、ライム(石灰)の粉などを包んで売る。食べ過ぎた後など、これが欠かせないのそうだ。
こういうタバコ屋さんには、何でも置いてある。普通のタバコや葉巻はもちろん、石鹸、ヘアオイルなどの日用品から、ちょっとしたスナック菓子やキャンディ、さらにコンドームや避妊薬(!)まで。まさに何でも屋さんだ。世界一小さなコンビニかもしれない。夜になると、店の前面にふたをして、ひとつの小さな箱のように収まってしまう。ほんとに便利。
※写真をクリックすると、たぶん大きくなるので、色んなものが売ってあるのが分かるはず。
よく留学生の溜まり場になっていた茶店。スサントという青年がここの店主。どこの茶店も店主はみな若い。こういう掘っ立て小屋を勝手に(?)建てて、周りにベンチをいくつか並べ、お茶など売り始めれば、もうそれは立派なレストランなのだ。店の前に止めてある赤い自転車が私の愛車。
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